禁煙 Q&A
Q&Aのページは、禁煙に関する重要な質問や、過去の禁煙マラソンにおいてランナーからの質問に対し、高橋主宰や医師団アドバイザーが答えたものをまとめてあります。
経過|知識|症状|方法|意義|ニコチンパッチ&ガム
ニコチンパッチ&ガム
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ニコチンパッチ・ニコチンガムというのは、どういうものでしょうか? |
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ニコチンパッチは、ニコチネルTTS, ニコチンガムはニコレットという名前で発売されている、タバコを止めやすくするクスリです。タバコが止めにくいのには、ニコチンという煙の中の成分が中毒を起こすこと(ニコチン中毒)と、年余にわたる喫煙による条件反射や習慣という、二つの面があります。
このうち、ニコチン中毒を治療するために作られたのが、ニコチンパッチ・ニコチンガムというクスリです。禁煙をスタートして、いきなりニコチンの補給が途絶えると、強いニコチン切れ症状がおこることがあります。微量のニコチンがあれば、ニコチン切れ症状は防げます。ですから、微量のニコチンを補給することによって、ニコチン切れ症状を軽くする、これがニコチンパッチ・ニコチンガムというクスリで、それぞれ、皮膚にはりつけたり、口の中の粘膜に押しつけたりすることで、ごく少量のニコチンを補給するしくみになっています。
一方、年余にわたる喫煙による条件反射や習慣に対しては、「タバコ切れを乗り切る日常生活の工夫」が効きます。これは、禁煙マラソン期間中に順次お届けする「主宰からの定期アドバイス」のメールで詳しく説明しています。 |
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ニコチンパッチやニコチンガムでニコチンを体に入れるなんて、有害ではありませんか? |
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毒を体に入れるなんて、と思うでしょうが、タバコには先に述べたように、4000種類もの物質が含まれ、あきらかに有害物質だとされるものだけでも200種類以上あります。そのなかで、ニコチンパッチやニコチンガムに含まれるのは、ニコチンだけです。
毎日タバコを吸って体に入れているニコチンの量は、こういったニコチンガムやニコチンパッチで体に入るニコチンの量よりはるかに多く、はるかに急激に入ってきます。それに比べると、ニコチンガムやニコチンパッチで入るニコチンのほうがずっと少ないので、ほとんどの人が安全に使うことができます。 |
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ニコチンパッチやニコチンガムを使ってはいけない人はいますか? |
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今現在、ニコチンが強く影響する病気を持っているという人は、使わないほうが安全でしょう。たとえば、心筋梗塞を起こした直後であるとか、極端な高血圧でクスリでうまくコントロール出来ていない状態、出血している胃十二指腸潰瘍といったものがあります。また胎児に対する安全のため、妊婦さんでは使うことができないことになっています。逆に、ニコチンがほとんど影響しない呼吸器疾患(せき、たん)の人には絶対おすすめです。 |
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ニコチンパッチやニコチンガムは、どれほどの効果があるものでしょうか? |
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ニコチンガムやニコチンパッチを使うと、タバコを止めるときに「昇らなければならない山の高さ」が低くなると言えるでしょう。富士山に登るのか、筑波山に登るのかの違いです。あるいは、同じ登るにしても、歩いて登るか、ロープウエイを使って登るか、くらいの差はあります。
実際、禁煙外来では、使用した人の70%程度が、使って良かったと言います。文明の利器という言葉がありますが、やはり便利なものです。
ただ、富士山にせよ、筑波山にせよ、山に登らなければならないことには変わりありません。このことはよく覚えて置いてください。つまり、Q1でお話したように、タバコがやめにくいのはニコチンのほかに習慣(心理的なくせ)が加わっていますので、ニコチンガムやニコチンパッチを使いさえすれば何の苦もなくタバコがやめられるというほどの効果は望めません。習慣(心理的なくせ)を退治してくれるのは、「タバコ切れを乗り切る日常生活の工夫」で、いろいろな日常生活の工夫を取り入れる、ということが禁煙成功につながります。
なお、「タバコ切れを乗り切る日常生活の工夫」は、禁煙マラソン期間中に順次お届けする「主宰からの定期アドバイス」のメールで詳しく説明します。「タバコ切れを乗り切る日常生活の工夫」を怠ると、禁煙がうまくすすまないばかりか、ニコチンパッチやニコチンガムの使用を中止してからまた吸ってしまう、ということにつながりますので、よくよく心して実行ください。 |
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ニコチンパッチやニコチンガムを使うと、タバコを吸ったような気になりますか? |
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煙の形で吸収するニコチンは、非常に効率よくからだに吸収され、口から煙を入れて数秒以内にはニコチン必要量の90%が吸収されるといいます。これが、タバコを吸ったときに「ガンと来る」という感触になります。ニコチンガムやニコチンパッチなど、クスリの形でニコチンを吸収する場合には、それは期待できません。
たとえばニコチンガムでのニコチンの補給は、約30分間ででセブンスター1本分と、ゆるやかです。ニコチンパッチでも、タバコ3本分程度のニコチンを、24時間掛けてゆっくりと吸収します。
ですから「ニコチンパッチやニコチンガムを使うと、ニコチンが補給されて、タバコを吸いたい気持ちが和らぐ」というのが正しい言い方で、「タバコを吸った気分になる」というのとは少し違います。 |
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ニコチンパッチやニコチンガムには副作用はありませんか? |
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ニコチンを吸収しますので、クスリが強すぎる場合には、頭痛、むかつき、胃痛、くらくらする、動悸、冷汗など、いきなり強いタバコを吸た時のような状況が、一時的に出現することがあります。
こういったものが出現すれば、ニコチンガムならすぐに口からニコチンガムを取り出し、うがいをすると症状は消えます。ニコチンパッチならすぐにはがしますが、症状の消退にしばらく時間がかかることもあります。そのほか、ニコチンガムでは口の粘膜の刺激症状として口内炎をひきおこすことがありますし、ニコチンパッチでは皮膚に貼りますので、ほかの湿布薬同様、はりつけた場所のかぶれや発赤などがでることもあります。
また、クスリですので、人によってはじん麻疹などのアレルギーをおこすこともありますが、いずれも使用を中止するとまもなく消えるものばかりで、こわい副作用はほとんどありません。 |
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ニコチンパッチやニコチンガムはどこで入手できますか? |
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ニコチンパッチは、医師の処方箋がないと入手できませんので、医師の診察を受け る必要があります。ニコチンガムは全国の薬局で市販されています。 |
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ニコチンパッチやニコチンガムは、ずっと使うのですか? |
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タバコで吸収した大量のニコチンは、3日で体から消えて行きます。その3日間をニコチンパッチやニコチンガムを使い、日常生活もいろいろと工夫を加えてタバコを吸わずに過ごすと、4日目くらいから、ニコチンパッチやニコチンガムの効果が急に強まり、ほんの少しのニコチンパッチやニコチンガムで十分にタバコほしさを押さえて、ラクに過ごすことができるようになります。
つまり、タバコを吸わない3日間の期間をきっちりと作ると、4日目からはニコチンパッチやニコチンガムの必要量はどんどんと減少し、ついにはこういったクスリなしでもタバコを吸わずに過ごせるようになります。希望の「4日目」ですね。
このような訳で、禁煙マラソンでは72時間の乗り切りに全力を挙げるようにしています。
実際、ニコチンパッチやニコチンガムでニコチン切れ症状が軽くしておきますと、気持ちに余裕が出ますから、日常生活の工夫も、しやすくなります。
そのような訳で、ニコチンパッチでもニコチンガムでも、だいたい1カ月、長い人でも2カ月程度使用すると、それ以降は必要ない、と自分で感じることができる状況になります。 |
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ニコチンパッチやニコチンガムを使っていて、どうしてもタバコが欲しくなってしったら、どうしたら良いのでしょう。もし吸ってしまったら、どうなるのでしょうか? |
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ニコチンパッチやニコチンガムを使っていながらタバコを吸ってしまったら、ニコチンの過剰摂取につながり、ニコチンによる症状が出る人もいます。また、タバコのニコチンは急激に大量にからだに吸収されますので、それまでのニコチンパッチやニコチンガムの効力が消え、禁煙が振り出しに戻ります。つまり、Q8でお答えした、希望の「4日目」というのが先延ばしになってしまうということです。これでは不経済ですよね。
タバコがやめにくいのには、ニコチン中毒と習慣のふたつの要因がある、とQ1で説明しましたが、習慣というか、条件反射というか、ともかく急にタバコが欲しくなる、ということは、こういったクスリを使っていても、起こります。ただ、程度は軽くなりますので、余裕をもって「タバコ切れを乗り切る日常生活の工夫」を実行し、乗り切ることができます。(「タバコ切れを乗り切る日常生活の工夫」は、禁煙マラソン期間中に順次お届けする「主宰からの定期アドバイス」のメールで詳しく説明します。)
ところで、中にはニコチンパッチやニコチンガムを使って、タバコの本数を減らそうとする人もいます。確かに本数は減りますが、この方法ではいつになっても希望の「4日目」が来ませんから、ニコチンパッチやニコチンガムの必要量も減りませんので、かなりの出費となりますし、ますますタバコがやめにくくなります。
ですから、ニコチンパッチやニコチンガムは、タバコを減らすのではなく、やめる決心をしたみなさんにぴったりのクスリなのです。 |
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ニコチンガム、ニコチンパッチ、どっちを使うとよいのでしょうか。あるいは、両方使うのでしょうか。 |
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通常の方法では、まずニコチンパッチから使いはじめます。ニコチンパッチには大中小と3種類の大きさがありますが、まず「大」を2週間から4週間、毎日1枚ずつ使用します。「大」を使用していてほとんどまったくタバコほしさがなくなれば「中」に、さらに「小」にと、だんだん小さいものを使用するようにし、最後にニコチンパッチから卒業する、という段取りです。
口さびしさをガムで乗り切りたいけれど太るのは困る、という人には、カロリーゼロですのでニコチンガムがおすすめです。また、ニコチンパッチを使用していて、どうにも急激にタバコが欲しくなる、という場面でも、ニコチンガムが役立ちます。
宴会に出かける前に、ポケットにお守りのニコチンガムを1個忍ばせてでかけ、どうしても吸いたくなったら、トイレなどにたつ振りをして使用して乗り切った、といった使い方もあります。 |
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ニコチンパッチの使用方法は? |
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一度貼ると24時間効くように作られていますから、貼り付けて24時間後に貼り替える、それだけです。
貼り替える時間(あるいは、最初に貼り始める時間)ですが、一般的には朝に貼りはじめ、翌朝取り替えるようにします。これは、ニコチンパッチによって、人によっては寝苦しい、寝付けないという副作用が出るのを防ぐためです。
この使用方法では、どうしても朝たばこを吸ってしまう、というヘビースモーカーの場合には、寝る前に貼り付けるという方法を取ることもあります。 |
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ニコチンパッチはどこに貼るのですか? |
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ニコチンパッチは体のどこかに貼り付けて使用する、湿布薬です。貼る場所は、全身のどこでもよいですし、どこに貼っても効果はかわりません。ただ実際問題、腹部や肘など、曲げのばしする場所には貼りにくいですし、毛の多い場所も、翌日にはがして張り替えるときに困りますでしょう。ですから、腕や太股、あるいは背中といったところに貼る人が多いようです。 |
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ニコチンガムの使用方法は? |
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ニコチンガムは「口の中の湿布薬」です。体の湿布薬が湿布しているあいだだけ効くように、クスリを頬の粘膜に押し当てている間だけ効果が出ます。噛んでいる間には効果はなく、副作用がでることに注意ください。
一度に使う量は、1個か1/2個です。
ニコチンが0.4mg以下の軽いタバコを吸っている人は、ハサミを使って1個を1/2個に切って使うようにしても良いでしょう。しかし最初の日は、まず1個で試してください。
実際に使う方法は、03―5365―8314でお聞きください。
原則的には、口に入れて10回噛む
→10回で噛むのをいったん止め、頬の粘膜と歯茎の間に押し込む
→そのまま5分以上置いておく
(ピリピリした刺激する感じがわかる人は刺激がなくなるまで置いておく)
→もう一度10回噛む。
この繰り返しを、最低でも30分は続ける。
ピリピリした刺激が感じられなくなったら、あるいは喫煙要求が高まったら、次のガムに取り替える(普通のガムのように紙に包んでごみ箱へ)。
食事の時は取り出しておき、食事が終わればまた同じガムを続けて噛んでも良い。
万が一飲み込んでもそのまま便にでますので、心配はありません。
(ニコチンガムに関する質問は、03―5365-8314へ月〜金、9時〜17時) |
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ニコチンガムの一日必要個数はどれくらいでしょうか? |
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*厚生省の使用基準は、禁煙当初は一日30個までで、3カ月で少しずつ減らすとなっているが、実際には必要な個数は個人差が大きく、この使用基準どおりに必要な人はまずいません。(これくらいの個数まで使用可能だと考える目安です)
*実際には、だいたい最初の3日間は一日6-12個程度、その後は一日5個以下の人が多いものです。
*使用個数の目安ですが、一日20本以上吸っていた人は、最初の3日間は使用個数を制限せずに使うことがコツです。制限せずに使っても、正しい使い方を守る限り、一日20個以上になることはまずありません。3日目を過ぎてからの個数は、個人差が大きく一概には言えません。3日目以降は特別な努力をしなくても個数が減ることが多いのですが、4日目にはもう一日3個程度になる人もいれば、7日たっても一日20個のままという人もいます。しかし一般的に言って一日10個以上が続くようだと、経済的な観点からも少しずつそのほかの努力を取り入れるようにしたほうが、一日必要個数が減るでしょう。だいたい使用開始後2週間で、一日3個以内になるのが普通です。
*禁煙ができてからも最低1個は「お守りのガム」として持ち、よくよくタバコが欲しくなったときに使ってその場を乗り切ったという人が多いものです。
(ニコチンガムに関する質問は、03―5365―8314へ月〜金、9時〜17時) |
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ニコチンパッチやニコチンガムは、どれくらいの費用がかかるものでしょうか? |
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現在ニコチンパッチは一枚430円程度、ニコチンガムは1個120円程度の値段が設定されています。もし1カ月ニコチンパッチを使用したとしたら、だいたい標準的には1万4千円程度、ニコチンガムを使用すれば6、7千円といったところでしょう。ただしそのほかに、診察費用がかかりますので、必要費用はそれぞれの医療機関にお問い合わせください。 |
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ニコチンパッチやニコチンガムがからだにあわない、とか、効かないということもあるのですか? |
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どのようなクスリでも、クスリに合わない人がいます。ニコチンパッチやニコチンガムもそうです。
どうしてもじん麻疹がでてしまう、副作用が出る、どうにも効果がないなど、うまく使えない場合は、使用を諦めざるを得ません。またQ1で説明した、ニコチン中毒の程度が軽く、条件反射や習慣の要因の強い人には、効果は薄いようです。
といって禁煙を諦める必要はありません。
私の禁煙外来でも、かなりの人がこういったクスリを使わずに禁煙しています。過去の禁煙マラソンでも、ほとんどの人がこういったクスリなしで禁煙しました。
禁煙に、ニコチンパッチやニコチンガムはあると便利ですが、必須のものではありません。ただ、少し登るべき山が高くなる、それだけのことで、登れないのではありません。 |
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自分のタバコはニコチン中毒よりも、癖のたばこのような気がしますが、やはりニコチンパッチやニコチンガムを使う方が良いのでしょうか? |
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もともと、ニコチン中毒の治療のためのクスリですから、ニコチン中毒がほとんどない場合には、理論的には必要ありません。
それでも、やはり使用すると実際にラクということはしばしば起こります。ですから、一度は使ってみてくださいと、お願いしています。
なお、ニコチン中毒の程度を知るには、次のような目安があります。
起床して30分以内にタバコを吸う人→かなりのニコチン中毒。ニコチンパッチやニコチンガムが絶対おすすめ。
起床して30分から1時間でタバコを吸う人→中程度のニコチン中毒。ニコチンパッチやニコチンガムを使うとラクですが、「タバコ切れを乗り切る日常生活の工夫」もしっかり実行ください。
起床して1時間以上してからタバコを吸う人→ニコチン中毒というより、条件反射や癖のタバコです。ニコチンパッチやニコチンガムは使っても効果が薄いことが多いものです。、「タバコ切れを乗り切る日常生活の工夫」をしっかり実行して、禁煙しましょう。
(「タバコ切れを乗り切る日常生活の工夫」は、禁煙マラソン期間中に順次お届けする「主宰からの定期アドバイス」のメールで詳しく説明します) |
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