インターネット禁煙マラソンとは
インターネット禁煙マラソンは、インターネットのメールを利用した禁煙法です。
メーリングリストやメールマガジンのシステムを利用することで、大勢の仲間のアドバイスや励ましを受けて自分にあった方法で禁煙をすることができます。
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禁煙マラソンでは、禁煙を開始したい人や継続したい人への支援をはじめ、様々なニーズにあわせたプログラムを提供しています。
禁煙支援の方法は、双方向通信を利用した「メーリングリスト+入学式+講習会」の場合とメールを利用した「メールマガジン」の場合とがあります。(本人の希望および適性を勘案して決定します)
また医療相談用窓口も設けられていますので、禁煙に際しての身体的不調についても全国の専門医師が相談にのり、適切・迅速に返答します。
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禁煙マラソンの支援システム
禁煙マラソンの支援システムには以下のような特長があります。
- 多方面からの支援体制
禁煙支援アドバイザーの育成。
階層化された万全を期した支援体制の構築。
全国の専門医師ボランティアによる医療相談窓口の提供。
- 24時間365日の対応
禁煙欲求が深夜や休日によく起きる。
→職域や地域の担当者での支援体制構築が困難だが、禁煙マラソンでは常時対応が可能。
- 徹底した匿名性と個人情報を保護した環境の構築
禁煙にともなう感情の変化を気兼ねなく話せる環境。
→職域など顔見知りだとうまくいかないことも、禁煙マラソンでは解決!
禁煙マラソンの支援体制
禁煙マラソンのプログラムについて
禁煙マラソンの様々なプログラムをご紹介します。
禁煙支援
禁煙支援者向けネットワーク
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禁煙マラソンでは禁煙支援者向けのネットワークを提供しています。
詳細は下記ページをご覧ください。
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禁煙情報のご提供
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禁煙マラソンでは日本の禁煙化に役立つ各種情報を提供しています。
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※各リスト(一覧)は皆様からの情報提供を元に作成されています。
禁煙マラソンによる禁煙の成果
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参加者総数 |
男女人数 |
参加者平均年令 |
パッチ使用人数 |
1年後に禁煙している人数 |
1st |
224名 |
201/23 |
40.2歳 |
0名 |
106名(47.3%) |
2nd |
184名 |
166/18 |
44.3歳 |
0名 |
90名(48.9%) |
3rd |
234名 |
201/33 |
42.5歳 |
0名 |
148名(63.2%) |
4th |
88名 |
66/22 |
39.7歳 |
32名 |
54名(61.4%) |
5th |
95名 |
58/37 |
39.3歳 |
29名 |
66名(66.3%) |
6th |
103名 |
69/34 |
43.0歳 |
49名 |
78名(75.7%) |
7th |
109名 |
73/36 |
41.6歳 |
29名 |
75名(68.8%) |
8th |
126名 |
88/38 |
41.9歳 |
21名 |
83名(65.9%) |
9th |
78名 |
55/23 |
42.5歳 |
22名 |
- |
10th |
81名 |
42/39 |
40.6歳 |
27名 |
- |
禁煙とは、喫煙習慣を生涯にわたって打破してこそ成功であり、1年間の禁煙マラソンが修了した時点で禁煙しているだけでは禁煙成功とは言えません。あくまでひとつの目安としてご覧ください。
なお、参加者総数には、禁煙失敗者や連絡不能者、途中で禁煙マラソンをやめた人等も、母数に含んでいます。また、1年後の禁煙している人数は、メールや電話・郵送などの自己回答によります。
禁煙マラソンの組織(ボランティアメンバー)
禁煙マラソンは大勢のボランティアによって支えられてます。
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【先輩】
「禁煙マラソン」はしばしば学校にたとえられます。ステップ1の禁煙開始は、学校への入学前のオリエンテーション。ステップ2は、1年間の、禁煙を続けるための学校。ステップ2を終了すると、「卒業」です。
学校では、みなさんより先に入学した人たちを「先輩」と呼ぶように、禁煙マラソンでもみなさんより先に参加している人たちを「先輩」と読んでいます。
この、禁煙マラソンの先輩のみなさんは、参加者に禁煙の励ましやアドバイスを送って、ともに禁煙を続ける仲間としてみなさん助けるほか、ボランティアとして「禁煙マラソン」の運営に協力しています。
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【医療関係者】
ステップ1の段階は、禁煙にともなうさまざまな身体的不調の出現しやすい時期です。
この時期、有志の医療関係者が主宰の高橋医師とともに、参加者のみなさんからの質問に答えるボランティアにあたってくださいます。
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【主宰:医学博士 高橋裕子】
内科医師 奈良県在住
昭和53年 京都大学医学部卒
昭和60年 京都大学大学院卒
平成06年 大和高田市立病院に禁煙外来を開設
平成13年 京都大学医学部附属病院 予防医療クリニック担当医
平成14年 奈良女子大学教授(現職)保健管理センター長
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主宰の言葉
禁煙マラソンを主宰する高橋です。
禁煙マラソンのHPへようこそ。
マラソンが私たちの心を打つのには、2つの理由があると考えます。
一つは、長時間のレースに臨む選手の姿が私たちの心を打つからです。
そしてもう一つは、選手とコーチ、選手と観客の励ましあいや交流が美しいからです。
禁煙は、スポーツにたとえるとマラソンです。
あなたは選手です。そしてマラソンのコーチ役にあたるのが、私たちからのアドバイスメールです。
どうぞみなさんも、私たちといっしょに「吸わずにすごす」爽快感を手に入れてください。
人には、変わる力があります。
新しい可能性があります。
みなさんが禁煙マラソンへの参加を通じて自分の新しい可能性を見つける作業に参加し、素晴らしい人生を手に入れてくださることを期待しています。
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